フランス語の勉強方
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簡単なフランス語講座
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簡単なフランス語講座プラスα
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①過去形の作り方
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②未来形の作り方
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③否定形の作り方
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④疑問文の作り方
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⑤形容詞・名詞を使った文を作ろう。
(形容詞が男と女で少し異なる。)
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⑥形容詞を使った文で過去形、未来形、否定文、疑問文を作ろう。
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⑦目的語を使った文を作ろう。
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⑧前置詞を使って長い文を作ろう。(à, de, dans, en, sur, sous, par, pour, avec, chez)
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⑨フランス語の
発音について
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⑩tuとvousの使い分
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行かなくちゃ!
(il faut...)
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行かなくちゃ!
その2
(devoir) |
~できます。
(pouvoir)
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~したいです。
(vouloir)
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~があります。
Il y a ~
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que を使って長い文を作りましょう。
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めんどいけど、
「不規則動詞」を覚えてみましょう。
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複数形の使い方
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難しいですよ。
過去形+否定形
未来系+否定形
過去形+疑問形
未来系+疑問系
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「もし・・・」
仮定法の基礎
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難しい文を理解してみる
(vouloir+過去+否定+queなど。)
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もう一つの未来形、もう一つの過去形
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再起動詞について
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特別な過去形
être + 過去分詞
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~に~を~します。
Je te le donne.
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冠詞などについて
u, une, le, la, les, au, aux, ton, ta ,tes, votre, vos, ce, cet, cette,
son, sa, ses
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受身
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基礎を全部読み終えたら
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NEW!
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疑問文の作り方
疑問文の作り方は3通り存在します。
Vous parlez le français. (ヴ パルレ ル フランセ あなたはフランス語を話せます。)
を例に説明したいと思います。
①Vous parlez le français?
→最後に?をつけるだけ。
②Est-ce que vous parlez le français?
→文の前に Est-ce que (エスク) を付け足す。
③Parlez-vous le français?
→主語と動詞の順番を入れ替える
まずは①について。
最も簡単な方法です。普通のフランス語の文の最後を?にするだけです。
あまりにも簡単すぎるので説明不要かもしれません。
②について。
文の始めにEst-ce que (エスク) をつけるだけ。
これも文句なく簡単です。
この方法の良いところは、あらかじめEst-ce que (エスク)と言う事によって「これから疑問文を言う」ということを相手に示せることです。
Est-ce que (エスク)・・・と言った時点で、相手には疑問文を言いたいことが伝わるので相手が話を聞こうとしてくれます。
それから、①の方法だと発音によっては疑問文だと取られないことがありますが、②の方法だと、発音が悪くても確実に相手に質問だということが伝わります。
それから①の?を付けるだけ、というのがすごく大雑把なのに対して、わざわざ文が長くなっていますから②は①に比べて丁寧な質問になります。
Est-ce que (エスク)は「質問しまーす!」という宣言です。
③について。
主語の位置と動詞の位置を反対にすることで、疑問文にすることができます。
主語と動詞を入れ替えるのは、慣れるのに少し時間がかかり、トレーニングが必要です。
すごく丁寧な疑問文になるのですが、丁寧すぎて使えるシチュエーションがすごく限られます。
以上が疑問文の基礎です。
練習問題を9つ出します。良かったらやってみてください。
Vous partez. (ヴ パルテ・あなたは出発します)
を使って①②③の方法で疑問文にしてください。
Vous touchez. (ヴ トゥーシェ・あなたは触ります)
を使って①②③の方法で疑問文にしてください。
Vous mangez (ヴ モンジェ・あなたは食べます)
を使って①②③の方法で疑問文にしてください。
正解は
Vous partez?
Est-ce que vous partez?
Partez-vous?
Vous touchez?
Est-ce que vous touchez?
Touchez-vous?
Vous mangez?
Est-ce que vous mangez?
Mangez-vous?
です。
簡単ですね。
次に疑問詞を使う場合について説明します。(疑問詞=何、どこ、なぜ、など。)
疑問詞を使って疑問文
疑問詞とは、
どこ Où (ウー)
何 Qu'est-ce que (ケスク)
どのように Comment (コモン)
なぜ Pourquoi (プークワ)
どれくらい Combien (コンビアン)
誰 Qui (キ)
です。
厳密には他にもあります。いくら Combien, どの Quel (Lequel), どんな Quel genre de, 何回 Combien
de fois,
などです。
これらを使うと、何を食べたいの?どこで食べたいの?誰が食べたいの?など具体的に質問できて、疑問文の幅が広がります。
使い方は簡単です。
Vous mangez. (ヴ モンジェ あなたは食べる。)
を使って説明します。
①Où est-ce que vous mangez?
(ウー エスク ヴ モンジェ? あなたはどこで食べますか?)
→文の前に疑問詞 + est-ce que(エスク) を付けて最後を?にする。
②Où mangez-vous? (ウー モンジェ ヴー? あなたはどこで食べますか?)
→疑問詞を付けて、主語と動詞の位置を入れ替える。
③Vous mangez où?
(ヴ モンジェ ウー? あなたはどこで食べますか?)
→文の最後に疑問詞を付ける。
①について。
疑問詞+ est-ce que(エスク)を文の頭につけるだけ。簡単です。
丁寧な表現になります。est-ce que(エスク)のおかげで疑問文だというのが相手に伝わりやすく、発音が悪くても内容が伝わります。
②について。
疑問詞を付けた後、主語と動詞の位置を入れ替えます。
語順を入れ替えるというのは慣れるのに時間がかかります。
丁寧なのですが、丁寧すぎて使える文やシチュエーションが限られます。
丁寧だという特性があるため、Tu (チュ・きみ)ではこの語順入れ替えの方法はあまりやりません。
*tu は丁寧でない文に使う。
③について。
疑問詞を文の最後につける方法です。
良いところは簡単なところ。悪いところは口語的で、多少粗雑な表現になるところです。
Vous achetez. (あなたは買います。)
なぜ(Pourquoi プークワ)を使って文を作ってみましょう。
「なぜあなたは買いますか?」を①②③の方法を用いてフランス語で書いてください。
1分待ちます。
できましたか?
正解は
Pourquoi est-ce que vous achetez?
Pourquoi achetez-vous?
Vous achetez pourquoi?
です。
ここまでで疑問文の説明は一通り終了なのですが、例外や気をつけることがあるので紹介します。
何(Qu'est-ce que ケスク)についてなのですが、すでにest-ce queがくっついているため、①の方法で疑問文にすることができません。
(Qu'est-ce que est-ce que vous mangez? のようにすることはできません。)
Qu'est-ce que vous mangez? (ケスク ヴ モンジェ?あなたは何を食べますか?)です。
誰(Qui キ)について。
誰というのは主語です。「誰が食べますか?」
なのでQui mange?(キ モンジュ?)のように、主語の代わりにQuiを置いて疑問文を作ります。
それ以外の方法の疑問文はありません。
文の至るところに 「-」を見かけると思います。
これは何なんだろうと思うかもしれません。
実は、わかりません。
たぶん見やすいからつける決まりになった、とかそういう理由だと思うのですが、
なくても問題ありません。
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