形容詞を使って過去形・未来形・否定形・疑問文を作ろう


フランス語の勉強方

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簡単なフランス語講座


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簡単なフランス語講座プラスα


  ①過去形の作り方

 ②未来形の作り方

 ③否定形の作り方

 ④疑問文の作り方

 ⑤形容詞・名詞を使った文を作ろう。
(形容詞が男と女で少し異なる。)

 ⑥形容詞を使った文で過去形、未来形、否定文、疑問文を作ろう。

目的語を使った文を作ろう。

前置詞を使って長い文を作ろう。(à, de, dans, en, sur, sous, par, pour, avec, chez)

フランス語の
発音について


tuとvousの使い分

 行かなくちゃ!
(il faut...)

 ~できます。
(pouvoir)

~したいです。
(vouloir)

あります。
Il y a ~

 que を使って長い文を作りましょう。

 めんどいけど、
「不規則動詞」を覚えてみましょう。


 難しいですよ。
過去形+否定形
未来系+否定形
過去形+疑問形
未来系+疑問系

 「もし・・・」
仮定法の基礎


 難しい文を理解してみる
(vouloir+過去+否定+queなど。)

もう一つの未来形、もう一つの過去形

 再起動詞について

 特別な過去形
être + 過去分詞

 ~に~を~します。
Je te le donne.

 冠詞などについて
u, une, le, la, les, au, aux, ton, ta ,tes, votre, vos, ce, cet, cette, son, sa, ses

 受身

 基礎を全部読み終えたら

形容詞を使った文と、過去形・未来形・否定形・疑問文を組み合わせてみましょう。


まずは形容詞を使った例文を用意します。

Vous êtes gentil. (ヴ ゼットゥ ジョンティ あなたは親切です。)










過去形の作り方



以前習った過去形の作り方を覚えていますか?
過去形は


主語 + avoir + 動詞の過去分詞形

です。avoir の部分は主語によって変化します。(動詞の活用)

être(エートル)は英語のbe動詞に当たるものです。
これも実は「動詞」なんです。
「という状態である」という意味を持った動詞です。(状態動詞と呼びます。)
なので上の過去形の作り方で同じように過去形を作ることができます。
être(エートル)の過去分詞形はété (エテ)です。
主語によってavoir (アヴォワール・持つ)の部分を活用させれば、形容詞を使った過去形の文は完成です。


例:Vous avez été gentil. (ヴ ザヴェ エテ ジョンティ あなたは親切でした。)



J'ai été gentil. (ジェ エテ ジョンティ 私は親切でした。)
Tu as été gentil. (チュ ア エテ ジョンティ きみは親切でした。)
Il a été gentil. (イラ エテ ジョンティ 彼は親切でした。)
Elle a été gentil. (エラ エテ ジョンティ 彼女は親切でした。)
Nous avons été gentil. (ヌ ザボン エテ ジョンティ 私たちは親切でした。)
Vous avez été gentil. (ヴ ザヴェ エテ ジョンティ あなたは親切でした。)
Ils ont été gentil. (イル ゾン エテ ジョンティ 彼らは親切でした。)
Elles ont été gentil. (エル ゾン エテ ジョンティ 彼女らは親切でした。)



ご覧のように、été gentil.の部分は全て共通です。
avoir (アヴォワール・持つ)の部分を主語によって変えていきます。(活用)

avoir の活用は以下の通りです。


avoir(アヴォワール)  意味:持つ
主語    動詞
Je      私     (ジュ)    ai  (エ)
Tu      君     (チュ)    as  (ア)
Il       彼     (イル)    a   (ア)
Elle     彼女    (エル)    a   (ア)
Nous    私たち   (ヌ)    avons (アヴォン)
Vous    あなた   (ヴ)    avez  (アヴェ)
Ils      彼ら    (イル)    ont  (オン)
Elles     彼女ら  (エル)    ont  (オン)




まとめますと・・・
形容詞を使った文の過去形は

J'ai été + 形容詞      (ジェ エテ~  ・私は~でした。)
Tu as été + 形容詞     (チュ ア エテ~  ・きみは~でした。)
Il a été + 形容詞      (イラ エテ~  ・彼は~でした。)
Elle a été + 形容詞      (エラ エテ~  ・彼女は~でした。)
Nous avons été + 形容詞   (ヌ ザボン エテ~  ・私たちは~でした。)
Vous avez été + 形容詞    (ヴ ザヴェ エテ~  ・あなたは~でした。)
Ils ont été + 形容詞      (イル ゾン エテ~  ・彼らは~でした。)
Elles ont été + 形容詞      (エル ゾン エテ~  ・彼女らは~でした。)

で作ることができます。

では、magnifique (マニフィーク・素晴らしい) という単語を使って、それぞれ、
私は素晴らしかったです。きみは素晴らしかったです。彼は素晴らしかったです・・・
と文を作ってみてください。
簡単すぎるので答えは省きます。

(J'ai été magnifique. など。)






未来形の作り方






皆さん、以前習った未来形の作り方は覚えていますか?
未来形は

主語 + aller + 動詞の原型

で作れます。aller の部分は主語によって変化します。(動詞の活用)

動詞の原型とは何か・・・それはもう動詞そのままの形です。辞書に載っている形です。
être(エートル)の原型はêtre(エートル)です。

なので
主語によってaller (アレ・行く)の部分を活用させれば、形容詞を使った未来形の文は完成です。
簡単ですね。


例:Vous allez être gentil. (ヴ ザレ エートル ジョンティ あなたは親切になります。)



Je vais être gentil. (ジュ ヴェ エートル ジョンティ 私は親切になります。)
Tu vas être gentil. (チュ ヴァ エートル ジョンティ きみは親切になります。)
Il va être gentil. (イル ヴァ エートル ジョンティ 彼は親切になります。)
Elle va être gentil. (エル ヴァ エートル ジョンティ 彼女は親切になります。)
Nous allons être gentil. (ヌ ザロン エートル ジョンティ 私たちは親切になります。)
Vous allez être gentil. (ヴ ザレ エートル ジョンティ あなたは親切になります。)
Ils vont être gentil. (イル ヴォン エートル ジョンティ 彼らは親切になります。)
Elles vont être gentil. (エル ヴォン エートル ジョンティ 彼女らは親切になります。)



ご覧のように、être gentil の部分は全て共通です。
aller (アレ・行く)の部分を主語によって変えていきます。(活用)

aller の活用は以下の通りです。


aller(アレ)  意味:行く
主語    動詞(aller)
Je      私     (ジュ)    vais  行く (ヴェ)
Tu      君     (チュ)    vas  行く (ヴァ)
Il       彼     (イル)    va   行く (ヴァ)
Elle     彼女    (エル)    va   行く (ヴァ)
Nous    私たち   (ヌ)    allons 行く (アロン)
Vous    あなた   (ヴ)    allez  行く (アレ)
Ils      彼ら    (イル)    vont  行く (ヴォン)
Elles     彼女ら  (エル)    vont  行く (ヴォン)




まとめますと・・・
形容詞を使った文の未来形は


Je vais être + 形容詞 (ジュ ヴェ エートル~  ・私~になります。)
Tu vas être + 形容詞 (チュ ヴァ エートル~  ・きみは~になります。)
Il va être + 形容詞 (イル ヴァ エートル~  ・彼は~になります。)
Elle va être + 形容詞 (エル ヴァ エートル~  ・彼女は~になります。)
Nous allons être + 形容詞 (ヌ ザロン エートル~ ・私たちは~になります。)
Vous allez être + 形容詞 (ヴ ザレ エートル~ ・あなたは~になります。)
Ils vont être + 形容詞 (イル ヴォン エートル~  ・彼らは~になります。)
Elles vont être + 形容詞 (エル ヴォン エートル~・彼女らは~になります。)


で作ることができます。

では、super (スュペール・すごい) という単語を使って、それぞれ、
私はすごくなります。きみはすごくなります。彼はすごくなります・・・
と文を作ってみてください。


簡単すぎるので答えは省きます。

Je vais être super. など
色々な形容詞を使って未来形の文を作り、慣れる努力をしてください。
(慣れるのが大変なんですけどね。)









否定形の作り方




皆さん、否定形の作り方は覚えていますか?
否定形は


主語 + ne + 動詞 + pas.

で作れます。
慣れないうちはまず、肯定文を普通に作って、そのあと無理やりne と pas を書き足して作ってくださいと説明しました。

Je marche. (ジュ マーシュ  私は歩きます。)
Jenemarchepas. (ジュ ヌ マーシュ パ 私は歩きません。)

形容詞を使った文も同じことをしてください。
まず、普通に文を作った後、

Je suis gentil. (ジュ スイ ジョンティ 私は親切です。)

無理やり、ne と pas ではさみます。

Jenesuispasgentil. (ジェ ヌ スイ パ ジョンティ 私は親切ではありません。)

これで完成です。

ちなみにêtre(エートル)の活用は以下の様になります。

être (エートル) 意味:という状態である
主語    動詞(être)
Je      私     (ジュ)    suis (スイ)
Tu      君     (チュ)    es (エ)
Il      彼   (イル)    est (エ)
Elle     彼女  (エル)    est (エ)
Nous    私たち   (ヌ)    sommes (ソンム)
Vous    あなた   (ヴ)    êtes (エットゥ)
Ils     彼ら  (イル)    sont (ソン)
Elles    彼女ら (エル)    sont (ソン)


なのでまとめると・・・
形容詞を使った文の否定形は

Je ne suis pas + 形容詞. (ジュ ヌ スイ パ~  ・私は~です)
Tu n'es pas + 形容詞. (チュ ネ パ~ ・キミは~です)
Il n'est pas + 形容詞. (イル ネ パ~ ・彼は~です)
Elle n'est + 形容詞. (エル ネ パ~ ・彼女は~です)
Nous ne sommes pas + 形容詞. (ヌ ヌ ソンム パ~ ・私たちは~です)
Vous n'êtes pas + 形容詞. (ヴ ネットゥ パ~ ・あなたは~です)
Ils ne sont pas + 形容詞. (イル ヌ ソン パ~ ・彼らは~です)
Elles ne sont pas + 形容詞. (エル ヌ ソン パ~ ・彼女らは~です)


で作ることができます。

では、magnifique (マニフィーク・素晴らしい) という単語を使って、それぞれ、
私は素晴らしくない。きみは素晴らしくない。彼は素晴らしくない・・・
と文を作ってみてください。

簡単すぎるので答えは省きます。
Je ne suis pas magnifique. など。)
色々な形容詞で否定形の文を作って、ともかく慣れるように頑張ってみてください。









疑問文の作り方





皆さん、疑問文の作り方は覚えていますか?
疑問文は

①Vous parlez le français? 
→最後に?をつけるだけ。

②Est-ce que vous parlez le français? 
→文の前に Est-ce que (エスク) を付け足す。

③Parlez-vous le français? 
→主語と動詞の順番を入れ替える



の3通りの作り方で作ることができました。
形容詞を使った文の疑問文も全く同じです。



①Vous êtes gentil? (ヴ ゼットゥ ジョンティ?)
→最後に?をつけるだけ。

②Est-ce que vous êtes gentil? (エスク ヴ ゼットゥ ジョンティ?)
→文の前に Est-ce que (エスク) を付け足す。

③Êtes-vous gentil? (エトゥ ヴ ジョンティ?)
→主語と動詞の順番を入れ替える



の3通りで作ることができます。
え~っと・・・簡単すぎてこれ以上説明がいらないような気がしますが、どうでしょう?

では、jeune (ジュンヌ・若い)という形容詞を使って練習してみましょう。

Je suis jeune. (ジュ スイ ジュンヌ・私は若い)
という文を①②③の方法を用いて疑問文にしてください。



答えは・・・






Je suis jeune? (ジュ スイ ジュンヌ?)
Est-ce que je suis jeune? (エスク ジュ スイ ジュンヌ?)
Suis-je jeune? (スイ ジュ ジュンヌ?)
です。





けっこう大変だったと思います。
しかし、過去形や未来形などの復習もできましたね。
忘れてもけっこうです。忘れたらまた読んでください。
3回忘れる頃にはさすがに覚えます。

これで形容詞の過去形・未来形・否定形・疑問文の説明を終わります。


形容詞・名詞を使った文を作ろう。    ⑦目的語を使った文を作ろう。


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