フランス料理の話



フランス料理

エスカルゴの話

フランス料理といえばエスカルゴ。私が子供の頃はかたつむりを食べるという事に衝撃を受けました。
フランスに初めて来たときは、一度でいいから食べてみたいと思っていました。
エスカルゴは高級料理なんだと思っていましたが、むしろ安めの大衆料理で、クリスマスなどのイベントに食べられることが多いそうです。昔は自分たちで外でかたつむりをつかまえて調理して食べたそうですが、今はエスカルゴはスーパーで買うものです。しかし、外にはカタツムリがいっぱいいます。
妻が子供の頃の話。お爺さん・お婆さんは調理用に外でエスカルゴをたくさん捕まえてきたそうですが、かわいそうだから全部逃がしたら怒られたそうです。
私はエスカルゴが大好きで、パリにいた時はよくレストランで食べました。味はまさしく貝です。エスカルゴとして調理されたものはかたつむりだということを忘れてしまいます。まさに貝です。
一度だけレストランでおいしくないエスカルゴにお目にかかりました。冷たいエスカルゴでした。(オーブンに入れた時間が短すぎた。)
どうせ、一度加熱されているエスカルゴを買っているとは思うんですが、バターさえ溶けていない冷え冷えのエスカルゴは、マクドナルドで完全に肉が生のハンバーガーを食べて以来の衝撃でした。(マクドナルドは日本での話)
不思議なのは、かたつむりと同じく外に大量にいるなめくじはなぜ食べないんだろうと思います。
皆さんはエスカルゴは好きですか?

カエルの話

フランスでエスカルゴに次ぐゲテモノ食材として有名なのはカエルです。カエルはフランス人でも抵抗感のある人が多いそうですよ。
カエルもスーパーで買えますが、カエルの足が冷凍された物しかありません。
中級レストランではカエルはめったにお目にかかりません。
安いレストランか、あるいは逆に高級レストランなどで見かけます。
味は鶏肉みたいということをよく言われます。まさに鶏肉です。ぱさぱさな鶏肉です。
しかし、骨が多くて身が少ないので食べにくいです。

うさぎ肉

うさぎ肉は生をスーパーで買うことができます。皮を剥いだうさぎ肉がまるまるスーパーで売られています。目がなんとも哀れです。
一度、ワインのブドウ畑を見学させてもらったことがあるんですが、夜はうさぎが5万とぴょんぴょんブドウ畑を駆け回っています。
これは食べるという発想になるのは当然だと思います。
肉の味は鳥に近いと言われます。これも味は鳥ですね。カエルの様にぱさぱさの鶏肉という感じではなく、普通に鶏肉です。
肉の値段は若干高いです。

羊肉・鴨

羊肉、鴨もスーパーで良く見かけます。値段は少し高いです。
鴨は臭みが強く、フランス人の間でも非常に好き嫌いが分かれます。好きな人は大好きです。
臭みをどう消すかが調理の上で大事な気がします。あと、若干肉が噛み切りにくいです。


アラル(洗礼された肉)HALAL

フランスにはイスラム教徒が大量にいます。イスラム教徒は基本的にはアラルの肉しか食べられません。
(人によるが。)
なので、アラルの肉を買わなければいけない機会もあります。普通のスーパーにはあまりありません。
アラブ人関係のお店に行くと買えます。値段は普通の肉と変わりません。
アラルの肉は
①家畜の餌に違反するものが入っていてはならない。(豚など)
②家畜を殺すとき、イスラム教徒の手によらなければならない。
③鋭利なナイフで「アッラーの御名によって。アッラーは最も偉大なり」と唱えながら喉のあたりを横に切断しなければならない。
④輸送の時、豚と一緒に輸送してはならない。

豚肉はおいしいゾ。

ブフ ブーギニョン BOEUF BOURGUIGNON

牛肉の赤ワイン煮込みです。牛肉と玉ねぎとキノコを赤ワインで長時間煮込みます。私の好物です。
パリのレストランで安い値段で食べられるのでお勧めです。

 

レストランの楽しみ方・マナーも併せてご覧ください。



ストラスブールへようこそ


フランス語、
勉強しませんか?
 

フランス語版
ジブリDVD 6900円
フランス語を勉強するには
本物のフランス語を聞き、
読むのが一番です。
フランス語音声・字幕完備で勉強に最適。

フランスから直送します
 

フランス語版 天空の城ラピュタ
サンプル映像を見る。
inserted by FC2 system